【生理の異常?】月経不順の症状と対策とは?

「月経不順」という言葉を聞いたことはありますか?

月経の周期自体は毎回同じとは限りませんが、「月経が来ない」「不安定」などと周期が乱れている場合は注意が必要です。放っておくと「不妊の原因」にも関わってくるものなので、特に妊娠を考えられている方は、健康管理をきちんとしていきましょう。

この記事では、さまざまな専門サイトの情報をまとめた上で、「月経不順」また、症状について解説していきますのでぜひ最後までご覧ください!

それではいきましょう。

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そもそも、月経不順ってなに?

お腹を抑える女性

月経不順は、女性の生理周期が通常よりも不規則また、予測困難である状態を指します。

通常、女性の月経周期は25日から38日の範囲(一般的には28日周期)とされています。
また、持続日数は、3日から7日と考えられていますが、個人によって周期や月経量は異なるため、多くの女性が周期のわずかな変動を経験することはあります。

しかし、周期が極端に長くなったり、異常な出血出血の欠如が生じる場合は、医師から月経不順と見なされます。

この月経不順、特に若い世代の場合は注意が必要です。
実は、月経不順を放っておくと、子宮の発育や卵巣の機能に悪影響が出て、将来的に妊娠しにくくなることが可能性があります。
また長い間放置していると、将来的に子宮体がんになる可能性や、骨粗鬆症による骨折の原因になることなどが挙げられます。

生理の異常「月経不順」の症状について

女性の上半身

この、月経不順の症状はどのようなものなのでしょうか?

症状は個人によって異なりますが、先ほど述べた「月経の周期の変化」により、 通常の周期よりも短くなったり長くなったりすることがあります。また、月経が3か月以上ない場合や、通常よりも長い期間続く場合もあります。
また、個人によっては、月経に伴う腹痛、下腹部不快感、頭痛、吐き気などの症状が現れることがあります。

どのような病気や症状にも言えますが、放っておいて良いことはありません。
これの症状を感知されたのであれば、婦人科に相談しに行くのが良いかと思います。

月経不順の原因は?

青い背景の生理イメージ

原因は、本当にさまざまなですが、精神的・身体的なストレスによって、ホルモンバランスが崩れてしまい、生理異常(月経不順)が発生することがあります。

具体的には、職場での人間関係のストレスや、過度な食事制限によるダイエットなどがあります。
特に若い世代はこのようなストレスを抱えることが多いですが、同時に妊娠を望むケースも多いかと思いますので、極力ストレスを抱え込まないように、「誰かへ相談する」「適切なダイエット方法を見直してみる」などを積極的に実践していきましょう!

月経不順の原因はさまざまであり、ホルモンバランスの変化、ストレス、栄養不良、過度の運動、体重の急激な変化、妊娠、授乳、閉経の近づき、甲状腺機能低下症、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、子宮筋腫、子宮内膜症、卵子巣腫、子宮内膜症、子宮内膜ポリープなどの婦人科疾患、凝血異常、一部の薬物や生活習慣の変化などが関与することがあります。

月経不順の改善方法

手を広げて喜ぶ女性

月経不順は多くの女性が経験する問題であり、大抵は身体的な変化や生活環境の変化によって引き起こされます。

しかし、大前提として月経不順が頻繁に起こり、重篤な症状や生活への影響がある場合は、適切な治療法を提案してくれる医師の診察を受けることが重要です。

簡単にできる対処法「基礎体温の測定」

月経不順の方は、基礎体温を付けてみることをお勧めします。

起床直後、婦人体温計(目盛りの細かい基礎体温用)を使って、口(舌下)で毎朝記録し、グラフにしてください。
(面倒だと思われるかもしれませんが、計測し自分の体を知ることはとても重要です)

月経開始から排卵までは低温期で、排卵のための卵胞が卵巣内で育っていき、子宮内膜を厚くするための卵胞ホルモン(エストロゲン)が分泌されます。
一方、排卵後の卵巣では卵胞が黄体へと変化し、子宮内膜を成熟させて妊娠に適した状態を維持する黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌され、これが基礎体温の高温期をもたらします。妊娠すれば、黄体ホルモンの分泌がそのまま維持されて高温期が続きますが、妊娠しなければ黄体の寿命が尽きたところで厚くなった子宮内膜がはがれ落ちて月経が開始し、基礎体温も下がります。

引用元:徳島医師会公式ホームページ

これは直接的な改善策ではなく、医師へ診断を受ける際にどのような治療を受けるのかを判断できる重要なデータにすることができ、結果的に月経不順の症状を緩和する鍵となります。

簡単にできる対処法「ストレスを溜め込まない!」

月経不順の一番の原因は、「ストレスを溜め込むこと」なので日頃のストレスをいかに溜め込まないか、または発散させるのかもとても重要です。
ほとんどのストレスは基本的には社会的な要因が多くを占めていますが、実は睡眠不足といった生理的なものや、暑さ・寒さといった物理的な環境でもストレスになりえます。

・職場では、「こまめにストレッチ」
・プライベートでは、「適度な運動を行う」「親しい人と話してたくさん笑う」
・食事面では「過度な食事ダイエットを控える」

など状況によってさまざまなストレス解消法がありますのでぜひ気軽に実践してみてくださいね!
きっと、心も晴れて以前よりも気持ちが楽になると思いますよ!

医師の診断について

月経不順を改善する方法としてやはり婦人科等に診断に行くのが最終的には良いかと思います。
診断は、病歴の詳細な聴取、身体検査、血液検査、内視鏡検査、超音波検査などを通じて行われます。
診断に基づいて、適切な治療法が選択されます。

治療方法は、原因に応じて異なりますが、一般的な治療法には以下のようなものがあります。

  1. ホルモン療法:ホルモンバランスの調整や周期の正常化のために、経口避妊薬やホルモン補充療法が使用されることがあります。
  2. 疾患の治療: 婦人科疾患や子宮内膜ポリープなどが原因の場合、それらの疾患に対する適切な治療が行われることがあります。
  3. 栄養改善: 適切な栄養摂取や健康的な体重維持が月経の正常化に役立つ場合があります。
  4. 外科的処置: 婦人科疾患や異常な子宮内膜の除去、子宮筋腫の手術的な摘出などが必要な場合、外科的な処置が行われることがあります。

月経不順への治療は、クリニックによって内容が異なります。上記はあくまで一例ですので、まずは医師に相談へ行き、内容に疑問が少しでもあれば、セカンドオピニオンを行うのも良いですね。

【生理の異常?月経不順について】まとめ

いかがでしたか?
この記事では、月経不順で悩む方向けに、症状また改善方法について簡単に紹介してきました。
上記で述べた症状に当てはまる場合は、まずは必ず婦人科などの病院に相談しに行ってくださいね!

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それではまた、次の記事で!!

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この記事を書いた人

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